Lenovo(レノボ)のモバイルノートパソコンの代表と言えば、ThinkPad X201シリーズです。
X201シリーズには、ThinkPad X201iとX201、X201sの三種類があります。
ThinkPad X201iとX201に関しては、採用しているCPUによって「i」が付きます。例えばですがCorei3搭載のX201はX201i、上位のCorei5、Corei7を搭載していると「i」が付かないでX201となります。
上記以外の製品の仕様は、X201iとX201は全く同じです。
では、X201とX201sでは、どのような違いがあるか実機での比較でレビューしたいと思います。
X201とX201sここが違った
X201とX201sの違いについては、代表的な項目で以下の内容が考えられます。
製品性能の比較については、搭載するCPUの処理速度やHDD、メモリの容量などパーツの性能で数値が変わってきますので、今回は分かりやすい違いを比較したいと思います。
X201とX201sはここが違う
■X201は選択できるCPUの幅がある、X201sはCorei7のみ
■搭載液晶の解像度が違う(2011/02/27現在)
■本体の薄さと重さの違い
X201はCPUの幅がある、X201sはCorei7のみ
X201は、CPUにCorei3、Corei5、Corei7と用意されており選択に幅があります。
X201sは、Corei7のみとなります。
ここで変わってくるのは製品価格です。CPUはパソコンの価格に大きい影響を与えるパーツの一つです。CPUの選択肢の幅があるX201は約10万円から、X201sは15万円からと初期の金額が大きく異なります。
パソコンにどこまでの性能を求めるかになりますが、Corei5以上は「ターボ・ブースト」と言う、処理状況に余裕がある場合、CPUの性能をアップさせて処理速度をあげる機能が搭載されています。Corei3には搭載されていないので、処理速度を少しでも上げてたい場合はCorei5以上が推奨です。
搭載液晶の解像度の違い
X201は、液晶解像度が1280x800、X201sは、液晶解像度が1440x900と解像度に大きな違いがあります。
12.1型の液晶で、解像度が1440x900の製品は珍しい製品です。12.1型の液晶は小さすぎない液晶サイズでもありますので、1440x900でも十分作業しやすいです。
※2011年02月27日現在の記事です。X201sの高解像度モニタの供給が終了していた場合この点については、比較にはならないと考えられます。
本体の薄さと重さの違い
まずは本体の薄さについてですが、X201sとX201を水平に並べて比較すると、画像のようにX201sの方が液晶画面の高さが低くなっているがわかります。ここから、X201sは液晶の厚みでなく本体の厚みが薄いと考えられます。
この厚みの差を必要とするかしないかは、なんとも微妙なところかもしれません。
次に重量に関しては、簡単に比較するとX201sが1.3kg、X201が1.4kgとなりました。これは4セルバッテリーを搭載した場合の重量です。バッテリー駆動時間を長くするために6セルや9セルに変更すると+200~300gは増えますので、この100gの差も特に気にすることもないと思われます。
選択のポイント
以上、X201sとX201の大きな違いを比較してみました。製品の選択のポイントとしては、少しでも軽く薄いパソコンを求めるなら、X201sです。高解像度の液晶が供給されているならば、さらにX201sの価値が高まります。
コストパフォーマンスを重視するならば、X201です。CPUもCorei5の性能にして4GBメモリであれば十分に、高性能かつモバイルパソコンとしての性能を発揮できると考えれます。
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