14型液晶でも持ち運びができるノートパソコンと言えば、ThinkPad T420sです。
今回レビューできるT420sがありましたので、性能についてご紹介したいと思います。
レビュー機となるT420sの製品情報
■CPU:インテル Core i5-2540M プロセッサー (2.60GHz)
■OS:Windows 7 Home Premium 64 正規版
■ディスプレイ:14.0型HD+液晶 (1600 x 900 LEDバックライト) 光沢なし
■メモリ:8GB PC3-10600 DDR3 (2スロット使用)
■HDD:128GB ソリッド・ステート・ドライブ
■オプティカルドライブ:DVDスーパーマルチ, ウルトラベイ・スリム
■バッテリー: 6セル Li-Ion バッテリー
■グラフィックス:インテル HD グラフィックス 3000
T420s性能レビュー
上記の図は、レビュー機のT420sのWindowsエクスペリエンスインデックスです。
各パーツごとに数値化されていますが、数値が高いほど性能が高いことになります。
プロセッサ:
インテル Core i5を搭載しているので、高いスコアとなっています。Corei7を選択すれば、さらに高いスコアになると考えられます。
メモリ:
8GBメモリを搭載していますので、高いスコアとなっています。T420sでは、8GBが上限になっていますので、この数値が最高値に近いと思われます。
グラフィックス:
インテルHDグラフィックスとなっているので、他のパーツよりかは低い数値となっていますが、性能が低いことはありません。3Dゲームには向いていませんが、DVDの再生などは十分可能です。
ゲーム用グラフィックス:
グラフィックスと同様の結果となります。
プライマリハードディスク:
レビュー機は、SSDを搭載していますので、高いスコアになっています。これがHDDになると、書き込みや読み込み速度が低下するので、スコア(性能)は下がると思われます。
広い作業領域の1600x900液晶
ThinkPadは、初期のままだと1366x768の解像度となりますが、T420sは初めから1600x900の解像度になります。
ドットが細かくなるので、文字やアイコンが小さくなりますが、元々大きい14型の液晶なので、気になるほど小さくはならず、むしろ画面が広く使える事のほうがメリットになります。
図は、1600x900と1366x768の比較となります。1600x900は、横幅が広くなっており、画面がかなり広く使えることがわかります。
出っ張らない6セルバッテリー
T420sは、4セルバッテリーよりも長時間の駆動が可能な6セルバッテリーを標準搭載しています。
他のThinkPadでは、6セルバッテリーの場合、一部が本体から飛び出してしまいますが、T420sでは、本体に収まる設計となっています。
打ちやすいキーボード
T420sも打ちやすいThinkPadのキーボードです。
キーの配列も無理に詰め込んで無く、フルサイズキーボードなので、デスクトップパソコンのようにキーボードを使用できます。
なお、T420sのキーボードは、配列に若干の変更があり、EscキーとDeleteキーが大きくなっています。使い勝手に影響はありませんでした。
T420sの各部パーツ紹介
T420sでは、USBポートなど必要な端子が、背面に集中している設計となっています。左右からコードが飛び出すことがなく、作業の邪魔になりにくいのが特長です。また、USB3.0が一つ搭載されていますので、今後、高速なストレージを使用する場合にも対応ができます。
T420sのおすすめ
以上で、T420sの性能の紹介は終了となります。T420sは、重量が訳1.8kgと14.型のサイズでは、2kgを切る軽量なThinkPadとなります。持ち運びをしても、操作性を失うこと無く大画面での作業を必要とする方には、検討したいThinkPadです。
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