ThinkPad Edge E420は、4万円台から購入可能な14.0型ノートパソコンです。
4万円台だからと言って、性能が低いことはありません。CPUに第二世代Coreiシリーズ、性能が高いメモリ、HDDもたっぷりな容量。本体もThinkPadならではの耐久性を持っています。
低価格でもレベルが高い、ThinkPad Edge E420を今回は、レビューしたいと思います。
レビュー機のThinkPad Edge E420製品仕様
■CPU：インテル Core i3-2310M (2.10GHz, 3MB L3, 1333MHz)
■OS：Windows 7 Home Premium 64 正規版
■ディスプレイ：14.0型HD液晶 (1366 x 768 LEDバックライト)
■メモリ：2GB PC3-10600 DDR3 (1スロット使用)
■HDD：250GB ハード・ディスク・ドライブ 5400rpm
■オプティカルドライブ：DVDスーパーマルチ(固定式)
■バッテリー：6セル Li-Ion バッテリー
■グラフィックス：インテル HD グラフィックス 3000
■サイズ 横幅339mm×奥行230mm×厚さ28-33mm
ThinkPad Edge E420性能レビュー
まずは、レビュー機ThinkPad Edge E420でのWindowsエクスペリエンスインデックスです。
各パーツごとに数値化されており、数値が高いほど性能が高いことになります。最高値は7.9ですのでこの値にどこまで近づくかがポイントです。
プロセッサ：
搭載しているCPUはインテル Core i3です。スコアは6.5と高いスコアとなっています。ThinkPad X200sに搭載されていたCore2DuoのCPUが、5.3でしたので、低価格でも高い性能を持っていることがわかります。
メモリ：
2GBメモリを搭載してのスコアですが、最高値の半分は超えていますので性能としては十分です。より快適な環境にするには４GBへのカスタマイズがおすすめです。
グラフィックス：
ゲーム用グラフィックス：
インテルHDグラフィックス3000が搭載されているので、一代前くらいのグラフィックスよりは高いですが、３Dゲームをするには向いていません。DVDを観るくらいならまずまずの性能です。
プライマリハードディスク：
レビュー機ThinkPad Edge E420は、5400rpmと標準的な速度のHDDを搭載していますので、特別速いという結果にはなっていません。だからと言って通常使用で不便を感じる速度ではありませんでした。
解像度は、標準的な1366x768液晶
ThinkPad Edge E420は、1366x768の解像度となります。14.0の画面サイズにあっている解像度です。1600x900の方が使いやすいことも考えられますが、これは他の機種でないと無理なので、価格重視でいくならばこの解像度で十分な広さです。
アイソレーション・キーボード
ThinkPad Edge E420は、昔からあるパンタグラフキーボードでなく。キーの一つ一つが離れているアイソレーションキーボードが採用されています。
このアイソレーションキーボードですが、工夫がしてあり、キーの真ん中に向かってヘコミがあります。このヘコミによって指がキーにフィットして、打ちやすい作りとなっています。
光沢あり、なしを選べる液晶
ThinkPad Edge E420は、ディスプレイを光沢ありか光沢なしから選択することができます。光沢ありは、スマートフォンやiPhoneの様に画面の表面がガラスのような液晶になります。
光沢ありの液晶の特長は、画面が明るく画面の色が鮮明でキレイに見えます。反面、ガラスと同じなので、背景が映りこむので、慣れない内は気になるかもしれません。
写真や動画はみないで、オフィスワーク中心の長時間利用を予定されているのでしたら、映り込みがない光沢なしの液晶のほうがおすすめです。
ThinkPad Edge E420のおすすめ
以上で、ThinkPad Edge E420の性能、各部についてのレビューは終了となります。
ThinkPad Edge E420は、低価格ながら性能が高いノートパソコンです。ゲーム、画像編集、動画編集とグラフィック機能を必要とする場合には他のパソコンをおすすめしますが、それ以外であれば、価格に対する性能は抜群なので、ThinkPad Edge E420を安心しておすすめできます。
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